さだまさし様より俳句ユネスコ応援メッセージ第2弾
さだまさし
こんにちは、さだまさしです。
私は俳人ではありませんが、俳句を愛する人間の一人です。
言葉の地下経って本当に大きいですよね。
しかも我々の言葉というのは、大声で叫ぶというよりも小声でかみしめる。俳句の特徴ってそういうところにあると思います。
大声の叫びよりも、小さなため息の方が人の心を打つことがあります。
そして人の心を打つということが平和につながっていくと信じています。
今、残念ながらウクライナは戦争状態にあります。
僕は音楽家ですので、仮に私たちの大切なこの国が戦場になったとしても自分で銃を撃たないと決めています。
だったら自分で銃を撃たない人間がどうして、どうすれば大切な人の命を守れるんだろう、と本当に自問自答しました。
答えはたった一つです。一つしかありません。
それは、戦争をはじめないこと。
そのために、私たちは語っていかなければなりません。
平和をつかむには言葉の力が一番大切な気がします。
言葉の力は、かならず平和につながっていく。
これは私も信じております。
俳句が世界の平和を守ってくれますように祈っております。