2020年度俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会
総会の書面議決の結果について

2020年6月10日

2020年度総会報告

本年度の総会議案については役員を対象に書面での決議としました。
その結果について、以下のとおりご報告します。

議題

結果
すべての議案について、全役員の賛成をもって可決されました。

俳句のユネスコ無形文化遺産登録にご協力ください

国内外に多くの愛好者を持つ俳句は、子どもから高齢者まで親しむことができる裾野の広い文学形式であり、俳句を作ったり読んだりすることにより、季題・季語や季節感を意識し、気象や動植物などの自然に寄り添う日常生活が生まれます。自然と共生し身近なものに心を動かすことは、正に日本人の感性と美意識を体現するものと言えましょう。

各分野で技術革新や情報化が進み人と人との関係が希薄になりつつある中で、また世界各地に紛争が絶えない今日において、俳句を楽しむ習慣は、現代に生きるすべての人の生活にゆとりと人間らしさを呼び起こすものと考えます。

そこで、私たちは、俳句を人類が保全すべき文化的価値を持つものと考え、俳句をユネスコ無形文化遺産に登録申請することを要望します。

そのため、俳句のユネスコ無形文化遺産登録に向けた機運の上昇をアピールする必要があり、ユネスコ無形文化遺産に登録申請するための要望活動として署名活動にご協力ください。

【俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会とは】

国際俳句交流協会、現代俳句協会、(公社)俳人協会、(公社)日本伝統俳句協会の俳句4協会をはじめ、俳句にゆかりのある自治体等によって、平成29年4月に設立されました。

俳句のユネスコ登録を目指す取り組みに賛同してくださる方を募集しています。会員になって事業を応援していただける方は、事務局までお問合せください。寄附金も随時受け付けています。

※負担金年額:団体会員(10,000円)、個人会員(1,000円)自治体会員(都道府県市区20,000円、町村10,000円)

【俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会】事務局(国際俳句交流協会事務局内)

初開催の俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進事業
バーチャル吟行句会ライブ

2020年1月14日

初開催の俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進事業
バーチャル吟行句会ライブ
~荒川区、伊賀市、大垣市の巻~の参加者を募集します

目 的 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会に加盟している松山市、荒川区、伊賀市、大垣市が連携して、俳句文化の機運を高めるため、俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進事業バーチャル吟行句会ライブ ~荒川区、伊賀市、大垣市の巻~を初めて開催します。その、参加者を募集します。
俳都松山大使の夏井いつきさんが出演し、俳句初心者の方も気軽に参加いただけます。
会場では荒川区、伊賀市、大垣市の特設ブースも設置します。
募集期間 令和2年1月15日(水曜日)~令和2年2月7日(金曜日)
※必着です。応募多数の場合は抽選です。
料 金 無料
応募方法 メールまたは往復はがきで、住所、氏名、年齢、電話番号、申込人数(2人まで)を明記し、応募してください。抽選結果は、令和2年2月下旬にお知らせします。
【メール】 haito@city.matsuyama.ehime.jp
【はがき】 〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館4階 松山市役所 文化・ことば課句会ライブ係
日 時 令和2年3月21日(土曜日)
13時30分~15時30分
場 所 子規記念博物館 4階講堂
(松山市道後公園)
出演者
夏井いつきさん(左)【司会】家藤正人さん(右)
定 員 340名
お問い合わせ 課名:文化・ことば課
所在地:〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館4階
課長:大石 和可子
担当執行リーダー:石橋 美幸
電話:089-948-6952
E-mail:haito@city.matsuyama.ehime.jp
報道資料 初開催の俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進事業バーチャル吟行句会ライブ(PDF版)

2020年度俳句ユネスコ登録推進協議会
総会・講演会のお知らせ

2020年1月8日

総会・講演会のお知らせ(中止になりました)

日 時 2020年5月18日(月)
総会13:30~14:30
講演会14:30~15:30
講演会 小泉武夫氏
講演:小泉武夫氏(農学博士・東京農業大学名誉教授)
演題:「発酵は力なり、俳句も力なり」
会 場 江東区深川江戸資料館2階 小劇場
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩3分
東京都江東区白河1-3-28
TEL:03-3630-8625
入 場 無料
定 員 230名(先着順)
事前申込 不要

日韓文化交流「詩語無境」

2019年12月23日

日韓文化交流「詩語無境」

2019年12月9日、第21回国際俳句交流協会俳句大会の表彰式に引き続き、駐日大韓民国大使館・韓国文化院において韓国時調詩人協会&国際時調協会の8名の時調(しじょ)詩人たちをお迎えして「詩語無境」をテーマに講演とシンポジウムが行われた。ミン・ビョンド国際時調協会理事長による基調講演では隣国の伝統詩である時調の歴史を学び、続くシンポジウムでは、ミン・ビョンド氏、チョン・ギイン東京外語大学客員準教授、アン・スヒョン釜山大学教授、有馬朗人HIA会長をパネラーに横井理恵東京外国語大学教授の司会で時調と俳句との文化交流を行った。約120名の参加者は、シンポジウム後に韓国料理に舌鼓を打ち和やかな交流となった。

日韓文化交流

日韓文化交流

日韓文化交流

俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会総会報告

2019年7月4日

【俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会総会報告】

令和元年7月1日(月)、東京都荒川区の日暮里サニーホールで、俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会総会及び講演会が開催されました。

総会冒頭に、国際俳句交流協会及び当協議会の有馬朗人会長らがあいさつをし、その後登録推進協議会から、5つの議案が提出されました。
5議案は、「2018年度収支決算報告」「2018年度事業報告」「役員(案)」「2019年度収支計画(案)」「2019年度事業計画(案)」で、この日すべての議案が承認されましたので、ここに報告します。また、加入自治体についての報告がありました。

総会後に開催された講演会では、写真家で俳人の浅井愼平氏を招き、「気づくということー俳句と写真」と題し、ビートルズへの想いから俳句についてまで多岐にわたりお話いただきました。

なお、今年度は特に署名活動に力を入れて取り組んでまいります。
署名用紙はこちらよりダウンロードできますので、ご家族・お知り合いにもお声がけのうえ、事務局までご送付ください。

総会

第2回俳句ユネスコ登録推進協議会
総会のお知らせ

2019年5月15日

総会のお知らせ

日 時 2019年7月1日(月)
総会13:30~14:30
講演会14:30~15:30
講 演 浅井愼平氏
浅井愼平氏(写真家、俳人)
ナビゲーター 西井洋子氏(「俳句四季」発行人)
演題「気づくということ ― 俳句と写真」)
会 場 日暮里サニーホール(JR・京成「日暮里」駅徒歩3分)
東京都荒川区東日暮里5-50-5ホテルラングウッド4F
Tel:03-3807-3211
入 場 無料
定 員 300名(先着順)
事前申込 不要

俳句ユネスコ無形文化遺産
登録推進協議会を設立

2017年4月10日

趣意

国内外に多くの愛好者を持つ俳句は、子どもから高齢者まで親しむことができる裾野の広い文学形式です。俳句を作ったり読んだりすることにより、季題・季語や季節感を意識し、気象や動植物などの自然に寄り添う日常生活が生まれます。自然と共生し身近なものに心を動かすことは、正に日本人の感性と美意識を体現するものと言えましょう。

各分野で技術革新や情報化が進み人と人との関係が希薄になりつつある中で、また世界各地に紛争が絶えない今日において、俳句を楽しむ習慣は、現代に生きるすべての人の生活にゆとりと人間らしさを呼び起こすものと考えます。

私たちは、俳句を人類が保全すべき文化的価値を持つものと考えます。その必要性を国内外に発信する方法のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されるよう取り組もうとするものです。

協議会設立総会・記念講演会

日時 4月24日(月)
場所 荒川区日暮里サニーホール(日暮里駅徒歩1分)
プログラム 設立総会 
午後1時~2時(受付12時15分~)
記者発表 
午後2時~2時20分
講演会『俳句の力』 
午後2時30分~4時30分
講師:
金子兜太・有馬朗人・稲畑汀子・鷹羽狩行・宮坂静生
主催 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会設立準備会 / 国際俳句交流協会/(公社)日本伝統俳句協会/ (公社)俳人協会/現代俳句協会/伊賀市/松山市/荒川区/大垣市
問い合わせ 国際俳句交流協会
TEL: 03-5228-9004 
FAX: 03-5228-9007
Eメール:info_hia@haiku-hia.com
伊賀市文化交流課
TEL: 0595-22-9621 FAX: 0595-22-9694
Eメール: bunka@city.iga.lg.jp

共同会見

2017年1月26日

共同会見

俳句をユネスコの無形文化遺産に登録しよう。日本を代表する俳句4団体のトップが壮大な目標を掲げて結束し、一堂に会した画期的な会見となった。

まとめ役の有馬朗人さんは「第一に世界一短い定型詩。第二に自然と共生する文学。第三に誰でも作れる。共感者が増え世界平和につながる」と俳句の世界的な価値を指摘した。俳句にゆかりのある全国の自治体も加わる。三重県伊賀市の岡本栄市長は「芭蕉が生まれた町としてありがたい。小中学生はみな夏休みには十句作ります」。

締めくくりは4人が自作を解説付きで披露するぜいたくな時間だった。

2017年1月26日(木)
引用元:日本記者クラブ会報2月号

  • 空といふ
    自由鶴舞ひ
    やまざるは

    稲畑汀子
    (日本伝統俳句協会会長)

  • 金の靴
    一つ落ちゐし
    謝肉祭

    有馬朗人
    (国際俳句交流協会会長)

  • 摩天楼
    より新緑が
    パセリほど

    鷹羽狩行
    (俳人協会会長)

  • 初茜
    耶蘇も仏も
    まだ卵

    宮坂静生
    (現代俳句協会会長)

「俳句を無形文化遺産に」熱く主張

俳句をユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の無形文化遺産に登録しよう――そんな目標に向け、主要俳句団体の会長が、一致団結して決意を表明する会見が開かれた。

壇上に並んだのは、日本を代表する俳句4団体の会長と、俳聖・松尾芭蕉を生んだ三重県伊賀市の岡本栄市長など。4月には、俳句ゆかりの他の自治体なども加えて推進協議会が結成される予定となっている。

国際俳句交流協会会長で元文相の有馬朗人さんは、俳句を推すべき理由を、俳人らしく3点に絞り込んで語った。いわく、俳句は「世界一短い詩」「自然と共生する文学」であり、「誰でも作れる」。とりわけ地球温暖化などの環境問題に、「俳句の自然を愛好するこころは重要な役割を果たせる」と強調した。

俳句の海外での知名度も気になるところだが、西洋では自国語で詠う3行詩としての「HAIKU」が広まるなど、一説には50カ国に200万人の愛好者がいるという。

実際、海外の著名人にもファンは多い。ベルギー首相、EU大統領を歴任したヘルマン・ファンロンパイさんは句集も出している愛好家で、会場ではビデオレターを通じて「ベルギービールが登録されたのに、俳句が登録されないわけがない」と語り、聴衆を沸かせる場面もあった。

課題もある。文化庁によれば、ユネスコに登録を提案するには、文化財などとして保護措置が図られていることが条件だが、俳句はそうなってはいない。過去、口承ではない文芸が登録された事例もないという。有馬さんも「登録までは長期戦になる」と慎重な口ぶりだった。

ただ、やはり無形文化遺産となった和食のように、日本の気候風土が生んだローカルな文化こそがグローバルな世界で評価される、というのもままあること。今後の運動の盛り上がりに注目していきたい。

読売新聞社論説委員 時田 英之
日本記者クラブ会報2月号より

記者会見全容動画/日本記者クラブ

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